天然甘味料「ステビア」について調べてみた。 | 人工甘味料なし・安くておススメの無添加プロテイン

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天然甘味料「ステビア」について調べてみた。

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アスパルテームなどの人工甘味料とは異なり、安全とされている天然甘味料「ステビア」について調べてみました。砂糖の200~300倍の甘さを持つ天然甘味料として知られています。

ステビアの葉。
wikipediaより。

企業などではどう解説しているのか?

企業のサイトではいくつかステビアについて解説しているものが見受けられますが、原産や種類などの解説に関してはステビア工業会の解説を参考にしました。(黄色は当サイトによる・以下同じ)。

ステビアとは南米パラグアイとブラジルの国境地帯に自生する多年生キク科植物で、ステビア属には154以上の種があると言われています。 それらの中には観葉植物として親しまれたり、ハーブとして使用されている物もあるようです。

ただ、私共が通常目にする「ステビア」の文字はステビア抽出物(甘味料)を意味しています。154種以上のステビア属の中で、甘味源を有するのはただ一種のみであり、植物学上の分類を行なった学者の名前を取り「ステビア、レバウディアナ、ベルトニー」と呼ばれています。

更に正確な定義に関しては同サイトでは次のように解説しています。

ステビア甘味料は菊科植物”ステビア”(Stevia rebaudiana BERTONI)の葉を原料とし、そこから水で抽出・精製して得られた天然の高甘味度甘味料です。主要4配糖体(ステビオシド、レバウジオシドA,レバウジオシドC,ズルコシドA)含有量 80%以上のものを “ステビア抽出物”と言います

日本以外のほとんどの国でもそうなっていますが、食品添加物として扱われており、アメリカだけは栄養補助食品として認可、また、レバウディオサイドAが95%以上、もしくは97%以上、及びステビオール配糖体(95%以上)はGRAS承認(アメリカ食品医薬品局[FDA]より食品添加物に与えられる安全基準合格証)となっています。

食品安全委員会の資料で解説されている「ステビア」の情報

厳密に見ていくと、ステビアにも種類があるようで、前掲の抽出物以外にも、「ステビア末」という、ただ葉を砕いただけのものもあるようです。

海外でステビアがどのような位置付けになっているかも、国別に簡単に書かれているので非常にわかりやすいです。

その安全性に関しては、厚生労働省では現時点において、直ちにヒトへの健康影響を示唆するような試験結果は認められていないとし、食品安全委員会の方では「評価なし」となっていました。現時点でどう評価されているのかも調べてみましたが、見つかりませんでした。

厚生労働省で公開されている「ステビア」の情報

以上のページを見ていたところ、「ステビア抽出物」や「ステビア末」以外にも「α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア」というものがあることが分かりました。厚生労働省が最初に公開したステビアの情報は1999年のものです(安全性については後述)。

一日摂取許容量(ADI)は「4 mg/kg体重/日」

「健康食品」の素材情報データベースで公開されている情報では「4 mg/kg体重/日」と書かれています(以下引用)。

ステビアは2004年、第63回JECFAにおいて一日摂取許容量 (ADI) が設定され、2008年にアメリカのGRAS認定を受けた。また、2010年4月14日、EFSAのANSパネル (食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル) は、ステビア葉から抽出したステビオール配糖体の安全性を評価し、ADIをJECFAの設定と同量の4 mg/kg体重/日とした。

ADIの「4 mg/kg体重/日」が2004年のFECFA(FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives)で設定された印象を受けますが、実際に詳しく調べてみると、その時設定された数字は「4」ではなく「2」だったようです。現行の数字になったのは2008年になってからでした。

FAO(Food and Agriculture Organization)のPDF資料は「steviol 2004」で検索して見つけたものです。他にもいくつか出てきましたが1つに絞っておきました。

自然由来の甘味料だけど危険ではない?

ステビア工業会のサイトでは、かつて妊娠毒性があったが実際には誤解であることが解説されています。

誤解を与えたのは35年前の1968年にウルグアイの学者プラナスの「ラットにステビアエキスを投与したところ、妊娠率の低下が認められた」という報告が雑誌「サイエンス」に掲載されたことに起因しています。

厚生労働省公式サイトで公表されている1999年の資料では、専門家の知見から、その安全性について…現時点で、ステビア抽出物について毒性学上問題となる知見は認められない。…としています。

食品安全委員会の場合は厚生労働省の評価を記載しているものの、食品安全委員会での評価状況は「なし」となっています。

とりあえず日本における評価で一番参考になるのは、前述しましたが、「健康食品」の素材情報データベースで公開されている情報となるでしょう。


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